動物のかたち展
五島美術館でやっている「動物のかたち」展に行きました
※このブログは美術にまったく詳しくない人が書いています※
五島美術館、初めて行ったけど大きさが手頃で疲れずに何周もできるので良いです
それと大きな庭園を散策できるので身体も動かせて楽しいです
「動物のかたち」展は館蔵品の中から動物をモチーフにした作品を集めたもので、絵はもちろん、書道用の水差しやハニワ、布までありました
私のお気に入りご紹介
猿図 白隠慧鶴筆…猿のお顔がシンプルで本当にかわいい
猛獅虎の図 大橋翠石筆…毛の表現がとても良く、特にライオンのたてがみのもつれた感じがリアルで動物園にいる気分になった
赤本「ねずみ七文」…ひらがなの文と絵が書いてある子ども向けの本で、絵もかわいかったんだけど、紙の擦れて毛羽立った感じが「ああ、これを読んだ子がいたんだな」と思わせてくれる
四季花鳥図屏風 尾形乾山筆…https://www.gotoh-museum.or.jp/collection/col_18/202_0_63.html 左端の首をうずめるまっしろでまるまるの白鷺がめちゃめちゃキュート
蟹譜七十五品図…蟹の図鑑を巻物にしたものなんだけど、絵の横に手書きで「小ナルモノ」みたいな書き込みがあるのがよかった
首架動物文経絣…インドネシア・スンバ島の織物で、人間の生首柄がなかなかのハイセンスだった
緑雨 小茂田青樹筆…今回私が一番好きだった作品で、ポストカードも買った!
芭蕉の葉の下で雨宿りしているみたいな蛙、緑の中で赤い石榴の花がアクセントになっていてとても綺麗
見ていると雨の音や雨に濡れた土の匂い、葉が雨に揺れたり、蛙の喉がせわしなく伸び縮みするところまで想像できる
この作品の目の前にベンチがあったので、少し引いたところからじっくり眺められてよかった
展示は明日、2019年8月4日まで。
庭園は一周20分くらいで地図を見るとかなり広く感じたんだけど、近道がいろいろあるので手前の半分くらいを回りました
お地蔵さんがたくさんあったり、ちょうちょが飛んでいたり、池にえびがいたりして楽しかった〜
後から案内図をよく読んだら、「基本的に『崖』ですので、『健脚コース』であることにご留意ください」「経路は、高低差が約35mあります」と書いてありました
しほちゃんが焼いて持ってきていたパンケーキをひとつ分けてもらったんだけど、それも美味しかったし、上野毛駅すぐのサンドイッチ屋さんで食べたタマゴ・アンチョビサンドイッチも美味しかった!
満足